入学後・メンタル14分2026年3月15日
合格後から入学までにやるべきこと
合格おめでとうございます!
合格発表の喜びを噛みしめた後は、入学までの準備期間が始まります。合格から入学式までは約4〜5ヶ月(11月合格→4月入学)ありますが、入学手続き、準備品の購入、入学前の過ごし方など、意外とやることが盛りだくさんです。ここでは、合格直後から入学式までの流れをスケジュール順にまとめます。
【合格直後〜11月】入学手続き
合格後、最初にやるべきことは入学手続きです。多くの学校では合格発表から数日以内(2〜5日程度)に手続きを完了する必要があります。期限を1日でも過ぎると入学資格を失うため、合格発表日には必要書類と資金を事前に準備しておくことが鉄則です。
- •入学金の振り込み:私立小学校の入学金は20〜50万円が相場。施設費を含めると初年度に50〜100万円必要な学校も。合格当日〜翌日が締め切りの学校もあるため、事前に資金を用意しておく
- •入学手続き書類の提出:入学承諾書、住民票(発行後3ヶ月以内)、健康診断書などが一般的。学校によっては戸籍謄本や写真が必要な場合も
- •入学前の説明会・保護者会への出席:12月〜2月に開催されることが多い。教育方針の説明、制服・教材の案内、保護者同士の顔合わせなどが行われる
- •併願校の辞退手続き:合格した学校以外に入学金を納めていた場合、辞退の連絡を速やかに行う。入学金は原則として返還されない
【12月〜1月】制服・学用品の準備
制服がある学校では、入学前説明会の前後に採寸・注文のスケジュールが組まれます。学校指定の業者から購入する場合がほとんどですが、採寸日に参加できないと入学式に間に合わない可能性もあるため、日程を必ず確認しましょう。
- •制服一式:ブレザー、スカート/ズボン、ブラウス/シャツ、帽子、上履き。費用は5〜15万円程度。成長を見越して少し大きめサイズを勧められることが多い
- •通学カバン・サブバッグ:学校指定のランドセルやカバンがある場合と、自由な場合がある。指定品は学校で一括注文するケースが多い
- •体操服・水着:指定品を購入。記名の方法も学校ごとに指定がある場合が多い
- •学用品・文房具:筆箱、鉛筆、消しゴム、はさみ、のりなど。キャラクターものNGの学校も多いため、規定を確認してから購入する
- •給食用品:ランチョンマット、お箸セット、コップなど。学校によって必要なものが異なる
- •全ての持ち物への記名:名前シールやスタンプを活用すると効率的。お名前テープは入学前の必須アイテム
【2月〜3月】入学前に身につけておきたい10のこと
- •自分の名前をひらがなで読み書きできる:学校によっては入学前に求められる。カタカナは入学後に習うが、自分の名前のカタカナは読めると便利
- •一人で着替えができる:制服のボタン(特に首元の小さいボタン)、靴紐結び。受験期間中は親がやっていたことも、自分でできるように練習する
- •トイレが一人で完結できる:和式トイレの経験がない子が増えているが、学校によっては和式のみの場合も。事前に公共施設で練習を
- •自分の持ち物を管理できる:忘れ物チェックの習慣、道具をしまう場所を決める、使ったら元に戻す
- •時計を見て行動できる:「長い針が12になったら出発」程度の時間感覚。デジタル時計ではなくアナログ時計に慣れておく
- •基本的な挨拶と返事ができる:「おはようございます」「さようなら」「はい」を元気に言える。先生や大人への敬語の基本
- •一定時間(20〜30分)座っていられる:授業は45分間。最初から最後まで集中する必要はないが、着席姿勢は維持できるように
- •自分の気持ちや考えを言葉で伝えられる:「嫌だ」「助けて」「わからない」を適切に表現できること
- •簡単な片付け・掃除ができる:雑巾絞り、ほうきの使い方、食器の片付けなど
- •交通ルールを理解している:信号の意味、横断歩道の渡り方、踏切の安全確認など
通学準備は3月中に必ず練習を
入学前に必ず通学路を子どもと一緒に歩いてみましょう。できれば実際の通学時間帯(朝7〜8時台)に歩くのが理想です。電車やバスを使う場合は、ICカード(こどもPASMOやこどもSuica)の購入・使い方、ホームでの待ち方、乗り降りの仕方を何度も練習します。
- •通学路の危険箇所を確認する:交差点、車の出入りが多い場所、人通りの少ない道など
- •目印になる建物を教える:コンビニ、交番、病院など、困ったときに助けを求められる場所
- •雨の日の通学も練習する:傘をさしながらの歩行、カバンの防水対策、長靴での移動
- •最初の1〜2週間は保護者が付き添う計画を立てる:仕事の調整が必要な場合は早めに準備
- •防犯対策を教える:知らない人についていかない、困ったら大声を出す、防犯ブザーの使い方
- •GPS端末やキッズ携帯の準備:学校のルールを確認した上で、通学時の安全対策として導入を検討
入学前の過ごし方(11月〜3月)
合格後の11月〜3月は、受験のプレッシャーから解放され、お子様が自分らしさを取り戻す大切な時期です。この期間の過ごし方が、小学校生活のスタートに大きく影響します。
- •受験勉強から完全に解放する:塾の授業や家庭学習はストップ。子ども自身が「遊びたい!」と思えることを思いきり楽しませる
- •幼稚園・保育園の友達との思い出作り:進路が分かれるお友達との最後の時間を大切にする。卒園行事にも積極的に参加
- •入学への期待感を育てる:ランドセルを背負ってみる、通学路を散歩する、「こんなことができるようになるよ」と楽しい話をする
- •生活リズムの調整:小学校の登校時間(8時前後)に合わせて起床・就寝時間を徐々にシフト。3月中に安定させるのが理想
- •読書の習慣を続ける:受験の「お話の記憶」トレーニングの延長で、絵本の読み聞かせは継続する。文字が読めるようになったら自分で読む練習も
- •体力づくり:公園での外遊び、散歩、自転車の練習など。小学校は幼稚園より活動量が増えるため、体力をつけておく
入学後のギャップと「小1の壁」に備える
受験を経て入学した子どもが最初に戸惑うのは「学校は塾と違う」ということです。塾では少人数で褒められ、手厚く指導されていましたが、学校では30人前後のクラスで自立した行動が求められます。また、受験という大きな目標を達成した後、「燃え尽き症候群」のようになるお子様もいます。
- •学校の授業は「簡単すぎる」と感じることも:受験対策で先取り学習をしていた子は、1年生の授業が物足りなく感じる。「知ってる!」と授業中に発言しすぎないよう伝えておく
- •お友達づくりに時間がかかることもある:受験組同士は塾で顔見知りの場合もあるが、新しい環境での人間関係は誰でも緊張する
- •持ち物や宿題の管理は親のサポートが必要:最初の半年は連絡帳の確認、持ち物の準備、宿題の声かけなど、親のサポートが欠かせない
- •共働き家庭は学童保育の確認を:私立小学校の場合、公立の学童は利用できないことが多い。学校独自の放課後プログラムやアフタースクールを確認しておく
先輩ママからのアドバイス
- •「入学前に一番やっておいてよかったことは、通学路の練習。雨の日も風の日も歩いておいたおかげで、子どもが不安なく一人で通えるようになりました」
- •「制服は最初の注文だけでなく、夏服への衣替えのタイミングも確認しておくと慌てません」
- •「名前付けは想像以上に大変でした。お名前シールは複数サイズのセットを2セット買うのがおすすめ」
- •「入学後1ヶ月は子どもが疲れて帰ってきます。習い事は最小限にして、ゆっくり過ごす時間を確保してあげてください」